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2014.10.23 Thursday

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2009.09.17 Thursday

book3

やっぱり、という感じだけど続巻の執筆が明らかになりましたね。
村上春樹の『1Q84』。

前にも書いたかもしれないけれど、
『ねじまき鳥クロニクル』第3部みたいにはなって欲しくないな。
ひとつの物語としての完結を見てみたい。

感想はそれからでも遅くない。


ところで、御他聞に漏れず読んでしまった”元祖”、ジョージ・オーウェルの『一九八四年』。
新訳初版本は誤字脱字が多いのが気になって、
小川洋子の『ミーナの行進』に登場する主人公の叔母さんのように思わず出版社へメールをしてしまった、
というのは本文とは全然関係のない話ですが、
この「最も読んだつもりになっているランキング」ベスト1の本が、現代社会をあまりにもリアルに予言していて怖くなった。

ここでの「現代社会」とは北朝鮮のような独裁国家を指すのではなく
(どこかの書評では「北朝鮮を髣髴とさせる」と書いてあった)、
まさに今僕たちが暮らしているこの日本社会のこと。
組織で白を黒、と洗脳している社会の姿は戦前も戦後も全く変わっていない、
と鋭く指摘している保坂正康の良書と見事にリンクしている。
この2冊は続けて読むことをお勧めします。


岡田外務大臣が掘り起こそうとしている核持ち込みに関する密約も、
本質的には同じこと。

個々と組織と国家の「善なる気持ち」が全てイコールであれば我々はとてもハッピーなんだろうけれど、
現実的にはむしろ相反する要素が多く詰まっていて、
上位機関が下位のものを押し潰していくという構図が出来上がってしまっている。

村上春樹が糾弾し続けているのもまさしくそういった構図なんだけど、
特に去年辺りから個人を含むマイノリティに天秤が傾きつつある感がある。

最近の一連の現象がリンクして既存のこちこちに固まったネットを駆逐して新たなネットを構築しているような、
そしてそのネットが更に広がっていくような気がする。

ひょっとしたら僕たちは今、明治以降初めて遭遇する歴史の大きな転換点を経験しているのかも知れない。



JUGEMテーマ:村上 春樹 
評価:
ジョージ・オーウェル
早川書房
¥ 903
(2009-07-18)

2014.10.23 Thursday

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