ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< December 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2014.10.23 Thursday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2011.12.26 Monday

ピースボート忘年会ライド

12/26(月)

昨日からボランティア仲間の大学生、バッキーとリッキーが神奈川から滋賀&佐賀までママチャリで帰る、
という暴挙に出ている。
それを無謀というか、馬鹿というか・・・。
どれも同じ意味か!(笑)

でもいいね〜!
やりたいことをやればいい。


世間は3連休を終え、年末に向かって最後の追い込みをかける時期、のはずだけど・・・。
有休を使い、ボランティアでお世話になったピースボートの忘年会に顔を出すことにした。
ピースボートの本部は高田馬場にある。
ここはひとつ、ふたりにエールを贈る意味でも自転車で行かねば!(ママチャリではないけど)



9:00出発。
最近は寒すぎて朝早くのスタートが切れない。
通勤では毎朝7:40に家を出れるんだけどな・・・
って、それもかなりぎりぎりではあるのだけど。

長旅であるし、皆に会うのに(特に女子大生達に会うのに)あまり汗だくなのも嫌なので、LSDペースで走る。
しかし走りはじめて間もなく、のんびりLSDではとても体温の上昇が外気の冷え込みに追いつかないことに気がつき、
予定を変更してややペースを上げ気味にする・・・。

平坦な道を選んで走るが、寒いだけでなく北風の勢いも強い。
八代からは中央道を風除けにして側道沿いを進み、一宮で国道20号に合流。


早くも2回目のトイレタイム。

勝沼から笹子トンネル前までの上りは、あまり心拍を上げずに坦々とペダルを回し続けることを心がける。
時々、というか頻繁に大型トラックがすぐ脇を掠めて走っていく。
これだから国道20号は嫌いだ・・・。


見るからに寒々しい道の駅甲斐大和で3回目のトイレ休憩。
MTBに乗っているというおじさんがニコニコしながら話しかけてきた。
自転車好きなら誰しも、自転車を見ると気持ちのいい笑顔を見せてくれる。

路面は良いが道幅が狭い恐怖の笹子トンネルを40km/hで一気に駆け抜け、
大月に抜けると気温はぐっと下がって氷点下1.5度に。

笹子から大月市街まではほぼ下り基調なので、びゅんびゅん飛ばせる。
びゅんびゅん飛ばすと心拍が上がる、上がる。
上りでは心拍のコントロールができるのに、下りではリミッターが外れてしまうのは何故?
50〜60km/hでトラックの後ろについてペダルを回しまくる。


平日の大月の市内は渋滞中。
これだから国道20号は嫌いだ・・・。



大月、猿橋を抜けて、セブンイレブンでトイレ休憩&あんまん補給。

日が昇って暖かくなってきたのと(と言っても気温は5℃くらい)、
負荷をかけまくってカロリーが熱変換されているため、とにかく暑い。
かなり冷えるという見込みでウィンドブロックジャケット、長袖ジャージ、長袖インナー、半袖インナーの4枚重ねで走っていたけれど、
アウター2枚のジッパーはほぼ全開なので、実質2枚の状態で走っている。
(手袋も脱いでしまったし・・・)
しかし、気温によって細かくジッパーを上げ下げして体温調整できるので、
冬場のロングライドにはこれくらいの装備でいいのかもしれない。
夜になってから僕の見込みが正しかったことが証明された。


アップダウンをこなしながら上野原でも渋滞に巻き込まれつつ、
相模湖から大垂水峠へのヒルクライムポイントへ。



週末に走れば必ず何人かのローディに出会うのだけど、ロードどころかママチャリすら一台もいない。
(当たり前か・・・)

高尾へ下ると、以前から工事していたトンネルが開通していた。
ちょっと遠回りになるのは承知の上で、興味本位で走ってみる。
交通量もまだ少なく、路面は綺麗、道幅も広い。
笹子トンネルもこんなふうに改修してくれないかな・・・。
大菩薩ラインの意味不明なトンネル&橋桁工事よりよっぽど有益な気がするけど。



八王子のサンクスでまたまたあんまんタイム。
胡麻風味が効いてなかなかのお味・・・。


ここから先はあまりにも交通量が多く、しかも道幅が狭い国道20号をなるべく避けて、
都心へ向かう道を探っていく。

北野街道〜野猿街道〜中央道側道〜多摩川沿い

と順調に東進するも、つつじヶ丘から京王線を渡ると、のこのこ、といった感じで国道20号に出てしまった。
このあたりが東京に住んだことのない田舎者の限界か・・・。
一応2車線ではあるけれど、車2台が並べば道幅いっぱいになってしまうような狭い道をトロトロ走っていては危険すぎる。
途中、ゆっくり走っている道路公団の黄色いパトロールカーを発見し、これ幸いと後ろにぴったりついて牽いてもらった。

これだから国道20号は嫌いだ・・・!


そうは言っても5kmも走ると道幅が広くなり、ようやく安心して走れるようになる。


15:30頃
23区に到着。
忘年会まではまだ時間があるので、久しぶりに原宿、代官山、新宿などをウロウロとさまよう。

それにしても、23区内は本当にチャリが多いな〜
確かに道はまるでバンクみたいに滑らかで走りやすいし、渋滞の心配もない。
しかし、あまりにルール無用な連中が多すぎる。
結構飛ばしているのにヘルメットの類を着用しているのも少数派だし、
ましてや僕みたいな本格的なロードの装備で走っているのは皆無に等しい。
信号無視、走行妨害、右側通行も当たり前。

彼らにとって自転車はあくまでファッションの一環なんだろう。
しかし、これじゃあ世間から批判を浴びても仕方がないと思うし、
こんな連中と一緒にして欲しくはない。


東京は山梨よりもいくらか暖かい、
はずだけど日が沈むと一気に冷え込んできて、ジッパーを全て閉じなければいられなくなった。

19:00から忘年会。



なかさん、みよみよ、まっつんさん他の懐かしい顔ぶれと再会した。
特にびっくりしたのはまっつんさんで、石巻にいた時とは雰囲気が全然違った。
「まっつんさん」と敬称で呼んでいたのが、思わず「まっつん!」と呼びたくなってしまうような若者ぶり。
年末年始に充分リフレッシュして、また来年から石巻の人たちのために頑張ってください。

汗臭さを懸念していたけど、知り合いの女子大生諸君がいなかったので結果オーライ?


電車の時間があるので、そんなにゆっくりもできず、22:00新宿発のかいじで輪行する。


疲れと寒さのため、終点甲府までぐっすり眠りに耽る。


甲府に着くと、一層厳しい冷え込みが待っていた。
気温は氷点下4.5℃。

満天の星空が綺麗だー!



走行距離 179.35
走行時間 6:50:25
平均速度 26.21
最高速度 65.15
平均ケイデンス 85
平均心拍 133
最大心拍 173










JUGEMテーマ:ロードバイク総合
2011.12.24 Saturday

クリスマス・イブ・ライド

12/24(土)

きっと君は来ない
ひとりきりのクリスマスイブ

・・・と山下達郎が頭の中でリフレインする中、行ってきました南の地、身延。

目的は世間を意識して?『玉川楼』の鳥の唐揚げ定食だ。


寒いので朝9:00スタート。
それでも寒いので今日はトレーニングモードで走ることに決める。

まずはウォーミングアップしながら、緩やかな傾斜が続く道をまっすぐ西へ。
ペダルを踏むのではなく、あくまで回すことを意識してケイデンス80前後をキープする。

ウェスタンラインに合流してからのキツい上りでも、脚を休めて骨で踏むダンシングではなく回すダンシングで、疲れたらシッティング、回復したらダンシング、を交互に繰り返す。
しかし心拍を限界まで追い込むのではなくて、リミットを設けてあとで回復できるように意識する。

富士橋で国道52号と合流してからは、下り基調の道をケイデンス100前後でスムーズに回すことを意識しながら走る。
心拍はそこまで気にしない。
自分の中での結構いいペースで走っていると、最近では140~150で安定することが多い。

富山橋から富士川を渡り、県道に移る。
寒いせいか、ここまで走っても誰とも出会わない。
いや、寒さというよりは日程が問題なのか・・・


10:30には身延駅前を通過したけれど、まだちょっと早いので更に下ることにする。

身延の上りからアップダウンをひとりでもがきつつ、内船に到着。
すると前方からひとりのローディが走ってきた。
KOHさん? と思ってUターンして声をかけると、ルック556乗りのまったくの別人だった。
乗りかかった船だしまあいいか、とふたりで身延まで走ることにする。
最初はルックの人が前でペースを作っていたけれど、途中で先頭交代してからはずっと前を牽くことになった。
それでもひとりで走っているよりも気持ちが楽なのは、何故だろう?

なんてことを考えていると、反対車線をイヴだろうがなんだろうがまったく関係なさそうなフォルジークの面々が、
完全にレースモードでもがきながら走り去っていった。
ルックの人とは身延手前の坂でちょっと差がついてしまったけれど、上りきったところで少し待ち、下ってから別れた。


久しぶりの玉川楼。

そして久しぶりの唐揚げ定食。

この、皮パリッ肉ジュワッがたまらないんだよな・・・

クリスマスにちなんだランチもひとり満足。


帰りは本格的に走る前に、身延のコンビニで補給食を調達。


いつものイモスティックがなかったので、材料はほぼ変わらないスイートポテトにする。
ランチを食べたばかりなので、すぐに食べるのではなくポケットに収納する。


帰りは県道から下部温泉、射撃場と峠道を選んで走る。
流石に昼なので、路面は凍っていない。
少しハムストリングスに疲れを感じたが、まだまだイケる。

割石トンネルで再び上り、下る。

そのまま素直に帰るのではなく、みたまの湯方面へのアップダウンの激しい農道を走り、更に追い込みをかける。

最後にSW230でコーヒーを頂きながらスイートポテトを食べ、帰宅。



走行距離 130.32 (+ ビアンキでお出かけ21km)
走行時間 4:24:03
平均速度 29.61
最高速度 66.51
平均ケイデンス 87
平均心拍 142
最大心拍 165


インターバルトレーニングに励んだ甲斐があったのか、
割合高い心拍で走っても最後までタレることなく、
それなりの強度を保ったまま走りきれるようになったと思う。

しかし冬場はあまり心拍を激しく上下させるのではなく、
一定の負荷をかけ続けるような走り方がいいんだろうな。










JUGEMテーマ:ロードバイク総合
2011.12.20 Tuesday

赤兎再訪 + キュルキュルは鳴り止まないっ + CMMクリスマス会

12/17(土)

朝は氷点下、昼では10度以下。
この2011年にも冬がやってきた。

そんな中、何を狂ったのか朝から諏訪を目指してデダチャイ アッソルトで駆ける。

県道12号、国道20号とお馴染みのルートを乗り継いで北へ。
先々週走ったときには強烈な向かい風に身も心もひどく痛めつけられたものだけど、
今日はそれほどでもない。
・・・と油断をしていたら、白州を通過した辺りから徐々に北風が強くなってきた。

しかし旅人たるもの、
太陽の暖かさには服を脱いでも北風の厳しさに負けるわけには行かない!

白州道の駅でのトイレ休憩を挟み、富士見峠に着いた時点でアベレージ速度は23.5km/h。
前回より2km/hも速い。
当然というか何というか、風の勢いが弱かっただけなのだけど・・・。


この真冬に何故諏訪?
というところに話を戻すと前回諏訪に行った後で
「赤兎に行くなら塩つけ麺だろっ!」
とアオさんに一蹴されたから、に他ならない。
そこまで言われれば、是が非でも食さねばグルメハンターの名が廃る(?)


・・・と気合は十分なものの、寒い!
何の疑いもない晴天の下に取り残された雪が、一層の底冷えを感じさせてくれる。

今日も道行くローディとの邂逅がほとんどないまま、赤兎に到着。
LSDでのんびり行くはずが、カロリーを変換するために結構いいペースで走っていて、
前回よりも20分も早く着いた。


お店にはすでにお客さんがかなり入っていて、
僕が到着してすぐにカウンターは埋まってしまった。

そしていよいよ塩つけ麺(大盛り、with ご飯セット)との御対面だ。


まずはトッピング無しでシンプルに麺のみをスープにつけて食べる。

・・・美味い。

さっぱりとした塩味の直後に、仄かな出汁が口一杯に広がってくる。
これは、ラーメンとは別モノだ・・・。
と思いながらネギ、チャーシュー、メンマを絡ませてまた食べる。

至福。

確かにこの塩つけ麺を食べちゃうと、ヤバイな・・・。

なんて書くとお店が物凄く混んじゃうかもしれないので、
今まで言ったことは全て嘘です。
ごく平凡なつけ麺なので皆さんあまり行かないでください。お願いですから。



と、充実したひと時を過ごしてお店の外に一歩出ると、寒!
マヴィックのウィンドブロックの上着と裏起毛のビブの上下を着ていても、根本的に寒すぎる。

しかも走り出して間もないうちに、先週と同じ「キュルキュル・・・」音が再発した。
先週の時点ではチェーンの油切れだと思って注油をしたけれど、どうやらそれだけではなかったようだ。
とりあえずネジに緩みがないかチェックをしてみるが、問題ない。
となると、残るはプーリーが怪しい。
注油のタイミングが分からなくて、洗車してもいつもほったらかしだったからなぁ・・・。

塩尻峠の麓にプロショップがあったことを思い出し、向かってみることにする。
国道20号沿いにタカヤマサイクルを発見。
念のため、チェックをしてもらうと案の定プーリーの油切れだった。
さっとフィニッシュラインを吹きかけてもらうと、キュルキュル音は綺麗に消えている。
御代は? と(残金が1000円しかなかったので内心ドキドキしながら)尋ねると、
いらないとのこと。
困っているツーリストに優しい、なんていいお店なんだろう!
今度来る時には、もう少しお金を持ってきて何か買います。

再び諏訪湖に戻り、ぐるりと回る。


今回はコンデジで撮影したので、ぼんやりとだけど湖の向こうの富士山が写っている。


八ヶ岳も頭に雪を被っている。


寒さに震えながら茅野のファミマでトイレ休憩&大福を補充。
おそらく、2時間に1度くらいのペースで補給食を食べるのが僕には合っているのだろう。
今回は行きに何も食べなかったので、体力の快復が遅れてしまった。

疲労と寒さの為にあまり速度も上がらないまま、富士見から山梨へ。


赤兎を出てから3時間後、ファミマを出発してから1時間後くらいに体力が戻ってくるのを感じる。
炭水化物は食べてから3時間後、糖分は1時間後に効いてくる、という話はおそらく正しいのだろう。

白州から韮崎の区間をトラックをカーペーサーに滑走する。

ラストは県道12号のアップダウンから帰宅。
ちょっと疲れが来ていた。


途中、中弛みがあったのが残念だなぁ。
やはり補給食は意識して摂るようにしよう。



夜はぽんちせでCMMのクリスマス会&忘年会。

プレゼントを何にしようか迷ったけれど、結局以前ブログで紹介した本を持っていった。
すると当選したフカさんが既に持っていることが発覚!
皆さんちゃんと読んでくれているんですね。
嬉しいような、下手なことは書けない、というような・・・(今更?)

こうして僕のロードバイクライフ2年目は終わりを告げ、
3年目に突入するのであった。



走行距離 175.27 (ビアンキでお出かけ含む)
走行時間 6:21:40
平均速度 27.55
最高速度 60.11
平均ケイデンス 81
平均心拍 134
最大心拍 158







12/18(日)

定例の境川バンク走行会。

・・・だけど、昼、夜に予定が入っていて参加できない。
午後2時半ごろちょっと時間が空いたので応援に行ってみたけれど、
既に走行会は終了していた。

走行距離 ビアンキで50くらい




JUGEMテーマ:ロードバイク総合
2011.12.12 Monday

焼きそば、整備不良、そしてNEWウェア

12/10(土)

最低気温−2℃。
この冬で最も低い冷え込みだ。

先週までは厚手のインナー+半袖ジャージ+ベスト、のレイヤードでお茶を濁していたものの、
ここまで寒くなると生半可な対策は通用しなくなる。

そこでファンライドの読者プレゼントで当たったもののまだ袖を通していない(しかし試着はした)ジャケットをアウターに、
インナーにはティゴラの起毛コンプレッションロングスリーブ+Tシャツ(トライアルで¥190)、
アンダーはマヴィックの起毛ロングパンツ+CMMビブタイツ、
という冬仕様で臨む。

しかし実はこの装備、かなり問題があるのだった・・・。


まず抽選で当たったジャケットだけど、背中にポケットがついていない。
かろうじてファスナーを開けた内側にちいさなポケットがひとつあるだけだ。
ローディには収納力の少ないポケットなど意味をなさないというのに。

また、ここのところ毎週着ているティゴラのロングスリーブ。
これが最近の不調の原因ではないかと疑っている。
コンプレッションによる締め付けが不自然にきつすぎて、身体の稼動区域を狭め、更には心肺に負荷をかけている印象がある。

さらには、マヴィックの起毛パンツ+CMMビブの重ね着。
上に書いた理由からティゴラのコンプレッションパンツは諦めて別のものを履くことにしたのだけれど、
やはりCMMビブの太ももが元々ぴったりなので、重ね着自体がかなりきつい。


・・・と、準備はしたものの「何かイマイチ」感を引きずりながらばたばたしていたら集合時間が迫っていたので、
慌てて出発する。


8:00ちょうどに集合場所のSW230に到着。
すでにみんな集まっている。
BBさん、アオさん、もっちーさん、KOHさん、スガッチさん、コバさんと久しぶりの大人数だ。

とりあえずLSD、ということになっていたはずなので、それなりのペースで先頭を走る。
真っ先に先頭のポジションをとったのには理由があって、
あまりにも寒すぎて後列でたらたら走っていると凍死が必至だったからだ。
特に出発の時間がなくてシューズカバーをつけてなかったので、これがもう致命的に冷える。
このままではつま先に血が通わず壊死してしまう。
防ぐためにはとにかくケイデンスを上げて血を巡らさなければならない。
しかし動きにくい服装のために足が回らない・・・
とまぁ、あまりの寒さも手伝ってひとりでパニックになっていると、
「交通量多いし、ちょっと内側を走ろうか・・・」
とアオさんがサングラスの内側から目を光らせた。

通常なら本日の目的地である内船を目指すなら国道140号を南下するのがセオリーのはずだけれど、どうやら今回辿るルートは違うらしい。
何故かアオさんがあまり好まないはずの、上り基調の道をセレクト。

その心は・・・

秘密兵器カンパニョーロ ユーラスのテスト走行だった!
上りを軽快にダンシングで上っていくアオさん、「ギアが2,3枚軽くなった感じ!」と御満悦だ。
僕もホイールをスピナジーに替えたときは「長距離を走ってもぜんぜん疲れない!」と驚いたものだった。
(しかしその振動減少力は素晴らしいけれど、いわゆる「レーシー」なホイールではないことも確かだ・・・)


LSDのはずが何故か徐々にペースを上げながら、富士橋から国道52号に移り、
道の駅「塩の華」でトイレ休憩。


ここに至ってもやはりあまり調子が良くない。
身体が思うように動かない。

そしてまた、下り基調の国道52号でスガッチさんの引きが強い。
途中スピードダウンを要求しようか悶々としながら、身延のコンビニで休憩する。

このコンビニでは地産のイモスティックを食べるのが僕の中での定番だ。
久しぶりに食べることができて幸せ。
この頃には日が高くなり、光のおかげでようやく暖かみを感じるようになってきた。
午前中参加のコバさんは身延まんじゅうをお土産に、ここでUターンする。

身延の上りを越えると、内船まではアップダウンの連続となる。

すると後ろから越していった車が前方でストップした。
フカさんだ!
今日は仕事で走れなかったけれど、明日は走る気満々の様子。
フカさんは手を振りながら去っていった。

再びアップダウンの続きとなる、が、
何故か一山越える毎にスピードが上がってレース的な展開となる。
しかし身体の動きが鈍い上、ギア周りからキュルキュルと異音が聴こえてきた。
不安要素があってペースが上げられず、みんなの背中を眺めて走る。

内船のやきそば屋「小林やきそば店」に到着。
こちらもCMM定番の焼きそば店、しかし僕は今回が初の訪問だ。

焼きそばと、

豚玉で腹八分目。

最近は胃を気遣ってあまり大食いはしないようにしている・・・。

特に気に入ったのは焼きそば。
素のままでも美味しいけれど、鰹節や青海苔のトッピングを振り掛けると味わいがまた変わる。
次に来るときは焼きそばを3、・・・いや2人前でもいいかな。

ちなみにKOHさんは家庭平和を優先して、焼きそばを食べずに一足先に帰宅した・・・。



帰りは緩やかな登りと、ちょっとした向かい風。
しかし先週の諏訪行きのことを考えればなんともない、はずだったのが、
徐々にギアの異音が大きくなってきた。
何だろう・・・?
と思い当たったのが、先週チェーンを洗浄したときにオイルを塗り忘れていたこと!

オイル切れのせいでチェーンの動きもどこかぎこちない。
しかも、チェーンの負担を減らそうと僅かながらオイルが残っているギアを選んで走るので、高配とギアがマッチしなくて走りづらい。

みんなは下部方面から射撃場の上りを経由していく、という話だけれど、
負荷をかけるとチェーンがものすごく痛みそうな感じがして断念する。
膝痛が再発したモッチーさんと一緒に、行きと同じく国道52号から帰ることにする。

しかしモッチーさんも膝の状態が相当悪いらしく、
しばらく走っていると膝の痛みがきつくなってきたという。
中途半端に速いペースで引き回しては膝にも良くないので、途中で別れてひとり旅に。


騙し騙しペダルを回し、ようやく家に着くと真っ先にチェーンにオイルを注した。
これで来週も走れる、と一安心。



家の仕事を一通り片付けてから、ウィンターシーズンのチームウェアの採寸を計りにアオさん宅へ向かう。
到着は1月中旬くらいの予定だ。
楽しみ。



走行距離 151.32 (帰宅後ビアンキでお出かけ分含む)
走行時間 5:32:57
平均速度 27.27
最高速度 69.61
平均ケイデンス 78
平均心拍 128
最大心拍 164







<本日のトピックス>

・ファンライドの(ポケットがない)ジャケットは街乗り用にしよう。
・やはりティゴラのコンプレッションインナーは見た目どおり「クロ」だった。
 別の使い道を考えるとしよう。





夜には10年ぶりとなる皆既月食。
雲ひとつない空に、ぼんやりと隠れている月が愛らしい。


しばらく待っていると再び顔を出した。



JUGEMテーマ:ロードバイク総合
2011.12.04 Sunday

諏訪に行くなら暖かいうちに

12/4(日)

CMMのメールもないので、ひとり旅のプランを練る。
寒くなってきたし南部方面かな・・・と思っていたけれど、
猫のトイレを掃除するために外に出てみると思いのほか暖かかったので、
本格的に寒い時期が来る前に北方へ行きたいという気分に。

北、というと八ヶ岳方面か、もしくは諏訪方面だ。
八ヶ岳方面でランチとなるとみんなの評判がよくまだ行っていない『ICHI』がある。
しかし直線距離だと短いし、何となく峠を走るという気分でもなかった。
う〜む。

と青い空の下で洗濯物を干しながら思いついたのが、諏訪の『赤兎』。
CMMでは何度も行っている超定番のラーメン店なのに、僕は未経験だ。
しかもこの前ユキ姐さんと走ったときに、「まだ行ったことがないの!?」とまで言われている。
これはもう、行くしかないでしょう。


9:00と遅めに家を出る。
基本的には先週と同じ服装で、ティゴラのコンプレッションインナー上下、CMMジャージ上下、そしてカステリウィンドブロックベスト。
しかし前回身体を冷やしてしまった教訓を生かし、グローブは一段暖かいものを着用し、
シューズカバーとアームカバーをポケットに突っ込んだ。

日差しは結構暖かいけれど、風が冷たい、というか向かい風が強い。
自宅を出て西に向かい、北に転じてからは風除けとなる住宅地を抜けて県道12号のアップダウンを走る。
かかしの里のあたりからは風除けが完全になくなってしまい、向かい風を正面から受けてスピードが上がらない。
とりあえず風の抵抗をなくすため、下ハンを持って巡航する。
平地なのに20km程度しか出ない・・・。

紅葉の盛りはすっかり去っていて、標高の低い山はまだ黄色がかっているものの、
高いところの葉はきれいさっぱり落ちてしまっている。


白州のセブンイレブンでトイレ休憩。


寒い地方なので風除室付きだ。
風除室、というと石巻を思い出す。
仮設住宅への風除室と断熱材の追加工事は完了したのかな。
畳の設置もはじまっているみたいだけれど・・・。

この時点で平均心拍139。
ペースが遅い割には、かなり高めだ。
向かい風のせいなのか、それとも他にも要因があるのか?


順調に(?)風に煽られながら、長野県に入る。
特に蔦木宿から富士見峠までは向かい風と坂の二重苦でかなりキツい。
坂の厳しさは視覚的にわかる、つまりはだいたいのところが想像できるのだけれど、
風は目に見えないので視覚効果をすっとばしていきなり身体にくる、ようなイメージがある。
しかも前から右から左から、備えとは別の方角からいきなり吹き出たりして、とにかく疲れる。
風は嫌いだ・・・。
みんな風を嫌ったのか、ここまでひとりのローディーとも出会わなかった。

富士見峠到達時で平均速度21Km。
ほとんど休憩していないのに、遅ッ!


以降は風こそ相変わらずびゅんびゅん吹いているものの、
下り坂との相殺でだいぶ楽になる。
坂室バイパスのトンネルを通り抜け、諏訪湖へ。
携帯で場所を確認しつつ、念願の『赤兎』到着。


着いたのが12:00ちょうどだったので混んでいないか心配だったけれど、
待たずにカウンターに座ることができた。

主に風のせいでここまで結構疲れたのと、途中日陰が寒かったのとで、
醤油ラーメンをチョイス。モチ大盛り。


それだけでは何なので、セットのチャーシュー丼も。


まずは汁を啜る。

美味い。

あっさりしていてしつこくない。
やや塩味が効いた麺もさっぱりしているし、なによりもチャーシューがいい。
口に入れた瞬間に溶けてしまった。
満足。


お腹が膨れたら帰路に着く。
外でストレッチをすると、結構腰にダメージがきているのがわかる。
向かい風対策にずっと下ハンを握っていたせいかな・・・。


諏訪湖の湖畔をぐるりと周りながら、風景を楽しむ。


雲ひとつない青空、そしてその空よりも深い青の諏訪湖の向こうには、富士山まで見える。
(この写真だと分からないけれど)
素晴らしい景色だ。

諏訪湖の周回は散歩をしている人や、ランニングをしている人が多い。
この近くに住んでいる人は気持ちいいだろうな。
しかしロードはほとんどいない。諏訪湖を周回しながらひとり追い越しただけだった。


行きが向かい風なら、帰りは当然追い風だ。

富士見峠までの上りも何のその、すいすいと走る。
それにしても、向かい風には敏感なのに、追い風の恩恵を実感することは正直ほとんどない。
人間なんでもそうで、税金でも何でも自分が損することにはちょっとしたことでもやたらと敏感なのに、
その恩恵が多少あったところでほとんど気にならない。
先祖代々、今までそうやって暮らしてきたのだろうし、これからもそうなのだろう。
こんなに不満が溜まる遺伝子で問題がないのだろうか。
不思議なものだ。

帰りはすいすい、なのだけれど腰の調子が悪いので、なるべく下ハンは使わずに走る。
すると韮崎のセブンで休憩をする前後からどっと疲れを感じた。

行きの向かい風のせいもあるけれど、ちょっと怪しいと思っているのがティゴラのコンプレッションインナー。
段階式コンプレッションで筋肉を締め付けるので疲れにくい、という謳い文句で、
確かにコレを着たあとは筋肉痛にならなかった。
しかしその反面、着用時は10程度心拍が高い気がする。
これはひょっとしたら、本来筋肉が受ける負荷を心臓に回してるだけなのでは・・・?
と思ったけれど、真偽の程はわからない。
いずれにせよ、ロードではそれほど筋肉をサポートするコンプレッションは必要ないだろう。


雪化粧に頭が染まった富士に見とれながら、家路に着く。
もう晩秋だ。






走行距離 144.05 (+ビアンキでお出かけ23.13km)
走行時間 5:04:27
平均速度 28.38
最高速度 63.60
平均ケイデンス 86
平均心拍 135
最大速度 155





<今回の教訓>
・腰への負担が大きいので、ハンドルを元の高さ(コラム一個分)に戻そう。
・コンプレッションインナーについては検討の余地有り。(ただ単にサイズがきつかったのかも?)
・向かい風対策にやや重いギアをスムーズに回す練習をする。




JUGEMテーマ:ロードバイク総合
2011.12.04 Sunday

肉体が変われば、文体も変わる

部屋の本棚を片付けていたら、ずいぶん昔の『BRUTUS』が出てきた。



1999年6月1日発行なので、かれこれ10年以上前の雑誌だ。

印象に残った雑誌はそのまま取っておくことが多くて、何かの拍子に再読するかも・・・
と思いながら、実際はほとんど読み返すことはない。


しかし今回たまたま目に付いたのは、おそらく今の僕が自転車に乗っていることと無関係ではない。

村上春樹はこの雑誌のインタビューで
「1日1時間、週6日走る」
「1日が23時間しかないものと計算してやっている」
という趣旨のことを話している。

正直、読んだ当時は「そんなもんかな」「物好きだな」くらいの感想しか持たなかった(と思う)が、今読み返してみると色々と共感できる。

それどころか、僕が30を過ぎたら運動をはじめようとぼんやりと考えていた理由が、
実はこの雑誌にあったことを思い出した。



『よく言われることだけれど、しっかり定期的に運動を始めれば、その時点でのスタミナみたいなのは、だいたいそのまま残るものなんだ。33で始めれば33の時の体力をずっと維持できるんだよね。35で始めれば35の時の。瞬発力は年とともにどうしても落ちてくるけれども、スタミナは維持できる。だから、運動ってなるべく早く始めたほうがいいんだよ。例えば45から始めて贅肉が落ちたとしても、やっぱり若い時とは落ち方が違う、きれいに落ちない。僕は、自分の33というのはすごくいい年齢だったと思う。』



ところで村上春樹はパナソニックのロードでトライアスロンに出たんだなぁ。
材質はチタンか、それともクロモリだろうか?
写真では何となくチタンのような気がするけれど。





JUGEMテーマ:日記・一般
Powered by
30days Album
PR